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建設機械施工の自動化・遠隔化技術に係る現場検証・見学会を実施

令和6年1月26日、国土交通省 大臣官房 参事官(イノベーション)グループ 施工企画室様が、建設機械施工の自動化・遠隔化技術の開発・普及促進にあたり、 自動・遠隔施工の安全ルールの策定や実現場への適用に向けた効果・課題を検証するための現場検証を弊社中野支店(研修・開発センター)にて実施されました。

既に日本が直面している人口減少の中、建設業界は他産業と比較して高齢化率が高く、建設機械オペレータはじめとする建設事業の担い手不足が深刻化しており、建設現場の生産性向上は重要な課題です。
この状況下、急速に進展するデジタル技術を活用し、建設施工の自動化・自律化及び遠隔化の開発と試験導入が、大手建設企業、建設機械メーカ、ソフトウェアベンダーを中心に進められてきています。

当グループ(フクザワコーポレーション ・ワイズ)は、令和4年11月より、国土交通省様の「自動施工機械・要素技術サブワーキングメンバー」にて活動をしております。
この度、国土交通省様により令和5年10月に決定された現場検証会の開催にあたり、実施者(計17件)の一員として選定いただき、 この度当社にて開発中のシステム…以下3つの除雪機械自動化システムに関する現場検証、意見交換を行いました。
・散布作業自動化システム(凍結防止剤散布車)
・シュート操作自動化システム(ロータリー除雪車)
・マシンガイダンスシステム(除雪ドーザ等)

凍結防止剤散布車 見学の様子 シュート操作自動化システム 実演の様子
シュート操作自動化システムの説明 マシンガイダンスシステム試乗体験の様子

当会には、日頃より本システムの開発にご協力をいただいている、
国土交通省様、長野県建設部様、長野県北信建設事務所様、範多機械株式会社様、新潟トランシス株式会社様、パナソニックコネクト株式会社様、株式会社アイ・エス・ビー様、各報道機関、見学希望者の皆様にお越しいただきました。

検証・見学会の様子


建設機械施工の自動化・遠隔化技術は施工現場から人がいなくなるという点で新しい領域であるため、安全や品質、施工管理、技術開発等に係る新たなルールが必要となることから、意見交換会の席では標準的な安全ルールや現場適用に向けた効果と課題について議論しました。

意見交換会の様子
この度はご多忙のなか遠方より、また寒い中にお越しいただき誠にありがとうございました。
そして検証会への参加という貴重な機会をいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
本会の検証結果やいただいたご意見をもとに、新たな領域となる自動化・自律化・遠隔化技術について、現場状況を踏まえた開発を加速化させ、飛躍的な生産性向上と働き方改革の実現に貢献できるよう努力して参ります。
今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


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